
タイでの生活費はどれくらい必要か?
生活費につては、各人の生活様式によって一概には言えませんので、基本的なことだけ説明します。
Contents
家賃
日本と同じように快適に暮らそうとした場合、思ったよりも安くない家賃です。
水道光熱費
電気代
タイの物価は、日本よりも安いですが、電気代は日本とそんなに変わりません。
やはり、常に暑くて湿気もかなりあるタイなので、エアコンの使用状況はフル稼働状態となりますので、どうしても電気代は割高になってしまう傾向があります。
大体の目安として以下の通りです。
- 単身者 1,000~4,000バーツ
- 夫婦のみ 3,000~6,000バーツ
- 家族 5,000~10,000バーツ
になります。
不動産の居住形態によって変わる電気代
また、タイでは不動産の形態によって電気代が少し変わってきます。
タイの不動産形態は大まかに分けて、コンドミニアム、アパート、サービスアパートメント、タウンハウス、一戸建てなどにがあります。
その中で、アパートとサービスアパートメントは、正規の電気代にプラスアルファされた料金を請求されます。
タイでの電気料金の基本単位
タイの電気料金を説明をする前に、日本での電気料金算出方法を説明します。
その方が、タイでの電気料金について分かりやすと思います。
知っておられる方は飛ばしてください。
電力表示について
電力表示は下のようになっています。
各家電を実際に動かすのに必要な消費電力は、W(ワット)で表されています。この値が大きいとより多くの電気が必要になります。
因みに、1000W(ワット)は、1kW(キロワット)になります。
この電力(W:ワット)と、使用時間(h)を掛け合わせることで、実際の消費電力が分かってきます。
日本では、その電気消費量を、kWh(キロワットアワー)という単位で表しています。
電子レンジを使った場合の消費電力
1500wで使用できる電子レンジで計算してみます。
電力量は、kwh(キロワットアワー)で計算しますので、wh(ワット)をkwh(キロワット)に変換しています。
タイでの電気料金計算方法
日本では、1500wの電子レンジを30分間使用した場合には、約22円の料金がかかりましたが、タイではどうでしょうか?
タイでは、kWh(キロワットアワー)の代わりに「ユニット(unit)」と表現されます。
タイのコンドミニアムや一軒家などは、使用した正規の電気料金が請求されますが、先に書いたようにアパートなどの場合は、プラスアルファの料金が上乗せして請求がきます。
電気代は、1ユニット=3~4バーツで設定されています。料金にひらきがあるのは、タイの電気局(国営電気事業者)が部屋のタイプによって電気料金を変える累進性を採用しているためです。
通常タイでは、1ユニット(1kwh)約3.8バーツで設定されていますので、上の電子レンジの場合には、
アパートなどの場合には、1ユニットが5~8バーツに設定されていますので、電気代が高くなります。
水道代
単身で、200~400バーツ。ご家族で400~800バーツぐらいになりますが、物件によって定額設定されている場合もありあすので、確認が必要になります。
水道メーター算出方法
水道代も、電気代と同じく「ユニット」単位で設定されています。
1ユニットで水の量は1,000リットルが基本単位になります。
1ユニット15〜20Bに設定されています。居住形態によってこの基本設定が違う場合もあります。
ただ、1,000リットルといってもピンとこないと思います。目安としてはドラム缶を想像して下さい。
ドラム缶は約200リットルの水がはいりますので、それの5本分と思って下さい。
定額算出方法
水道メーターでの算出ではなく、定額で決められている場合もあります。
その場合は、600~1500バーツで設定されている場合が多いです。
また、タイの賃貸物件では家賃の中に水道代が含まれている物件もありますので、居住を検討中の場合は確認した方がいいでしょう。
料金の支払い方法
料金の支払いについては、色々な方法がありますが、利用しやすい支払い方法のみ紹介します。
コンビニ等
コンビニでの支払いの場合は、手数料として料金に15バーツ換算されます。
ただし、支払い期限内の請求書のみの取り扱いになります。
他に、Big Cなどでも支払いが可能ですが、それぞれ5~15バツの手数料が必要になってきます。
管理事務所
集合住宅での料金の支払い方法は、一般的に管理事務所が請求書を発行しますので、管理事務所で支払うことになります。
支払い期限を過ぎた場合
請求書に書かれた期限内に支払い出来なかった場合には、メトロポリタン水道公社本社或いは14の支店まで行き支払うことになります。
メトロポリタン水道公団(MWA)(公式サイト)
注意点
因みに、タイの水道水は硬水ですので、塩素で水口付近が白くなることがあります。
また、水道の水は飲料水としては、あまり適さないので、お店で販売している水を購入する方がいいと思います。
食費
観光客相手ではない地元のレストランや屋台で食べる場合は、200~400円で済ませることが可能です。
ただし、飽きがきます。最初は美味しくいただくことができます。これは私だけかもしれませんが、2~3月で和食や洋食が食べたくなってきますので、それらのご飯を食べようとすると、どうしても割高になってしまいます。
また、大型スーパーなどで食材を購入して自炊した場合でも、どうしても割高になってします。
タイは、もともと外食文化の国ですから、路地や集合住宅地付近にある屋台で食べる方が食費を安く抑えることができます。
通信費
交通費
タイ国内での交通費は安いです。
btsで初乗り16バーツ(日本円で約55円)
mrtで初乗り16バーツ(日本円で約55円)
タクシーで初乗り35バーツ(日本円で約120円)
他にも、バイクタクシーや貨物自動車を乗り合いバスに改造したソンテウもありますが、いずれも10バーツ~利用することができます。
娯楽費
娯楽に関しては、十人十色ですので、難しいので比較的日本人が好む娯楽のみ紹介します。
- 映画鑑賞
- お洒落なカフェ巡り
- ウィンドウショッピング(市場、マーケット巡り)
- スパ
- ゴルフ
ぐらいだと思います。
映画
タイでの映画鑑賞は、日本よりも安価で楽しむことが出来ます。
日本の映画館でもありますが、シート(座席のグレート)によって値段も若干変わってきますが、普通のせきだと150~200バーツ(日本円で約520円~700円)で映画を楽しむことができます。
衣類購入費
ブランド品でなければ、比較的安いですが、欧米のブランド品となると、高い輸入関税が掛けられているので日本で買うのと同じか、反対に高くなることの方が多いです。日本製のものだと確実に日本で購入した方が安いです。
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