タイでの生活費はどれくらい必要か?
生活費につては、各人の生活様式によって一概には言えませんので、平均的な金額を説明していきます。
ただし、私が提唱している1ヶ月~3ヶ月間程度の滞在ではあまり必要のないものかもしれません。
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タイでの生活費はどれくらい必要か?
最近タイでは、生活水準が上がっていっていることこら、物価は上がってきています。
以前は、物価の安いタイを含めた東南アジアで悠悠自適な老後を過ごすなど言われていましたが、今では日本の方が物価が安くなってきています。
実際、どの程度タイの物価が上がってきているのでしょうか?
日本ではあまり報道されない実際のタイでの物価について書いていきます。
住宅費
タイで住みたいと思っている人に、一番気になる住宅費です。
暮らしていく人のライフワークによって、その金額が安いのか高いのかは分かりませんので、目安として50歳前後の日本の住宅事情に満足している人がストレスなく生活していける物件を基準にしたものを書いていきます。
賃貸物件
住む場所によって、賃貸料金は全然違います。
分譲コンドミニアム
日本と同じように快適に暮らそうとした場合、思ったよりも安くない家賃です。
水道光熱費
生活していく上で、最小限必要になってくるのが、ライフラインと呼ばれている、水道と光熱費です。
タイの水道水は、飲料水としては日本人の体にあまりあいませんが、それでも料理や洗濯、お風呂などにどうしても必要になってきます。
熱いタイで暮らしていくなら、エアコンは必需品なりますので、電気は絶対に必要になってきます。
電気代
電気代は日本とそんなに変わりません。
やはり、常に暑くて湿気もかなりあるタイなので、エアコンの使用状況はフル稼働状態となりますので、どうしても電気代は割高になってしまう傾向があります。
大体の目安として以下の通りです。
- 単身者 1,000~4,000バーツ
- 夫婦のみ 3,000~6,000バーツ
- 家族 5,000~10,000バーツ
になります。
詳しく見ていきましょう。
不動産の形態によって変わるで電気代
また、タイでは不動産の形態によって電気代が少し変わってきます。
タイの不動産形態は大まかに分けて、コンドミニアム、アパート、サービスアパートメント、タウンハウス、一戸建てなどにがあります。
その中で、アパートとサービスアパートメントは、正規の電気代にプラスアルファされた料金を請求されます。
語弊をうけるかもしれませんが、例えとしては、オーナーさんが、電力会社から電力を購入して住んでいる人達に、オーナーさんの利益を加算させて販売していると考えてもらえれば分かりやすと思います。
コンドミニアム、タウンハウス、一戸建てなどは、借主が電力会社に直接お金を支払うことになります。
タイの電気料金の基本単位
タイの電気料金を説明をする前に、日本での電気料金算出方法を説明します。
その方が、タイでの電気料金について分かりやすと思います。
知っておられる方は飛ばしてください。
電力表示について
電力表示は下のようになっています。
各家電を実際に動かすのに必要な消費電力は、W(ワット)で表されています。この値が大きいとより多くの電気が必要になります。
因みに、1000W(ワット)は、1kW(キロワット)になります。
この電力(W:ワット)と、使用時間(h)を掛け合わせることで、実際の消費電力が分かってきます。
日本では、その電気消費量を、kWh(キロワットアワー)という単位で表しています。
電子レンジを使った場合の消費電力
1500wで使用できる電子レンジで計算してみます。
電力量は、kwh(キロワットアワー)で計算しますので、wh(ワット)をkwh(キロワット)に変換しています。
タイでの電気料金計算方法
日本では、1500wの電子レンジを30分間使用した場合には、約22円の料金がかかりましたが、タイではどうでしょうか?
タイでは、kWh(キロワットアワー)の代わりに「ユニット(unit)」と表現されます。
タイのコンドミニアムや一軒家などは、使用した正規の電気料金が請求されますが、先に書いたようにアパートなどの場合は、プラスアルファの料金が上乗せして請求がきます。
電気代は、1ユニット=3~4バーツで設定されています。料金にひらきがあるのは、タイの電気局(国営電気事業者)が部屋のタイプによって電気料金を変える累進性を採用しているためです。
通常タイでは、1ユニット(1kwh)約3.8バーツで設定されていますので、上の電子レンジの場合には、
アパートなどの場合には、1ユニットが5~8バーツに設定されていますので、電気代が高くなります。
水道代
単身で、200~400バーツ。ご家族で400~800バーツぐらいになりますが、物件によって定額設定されている場合もありあすので、確認が必要になります。
水道メーター算出方法
水道代も、電気代と同じく「ユニット」単位で設定されています。
1ユニットで水の量は1,000リットルが基本単位になります。
1ユニット15〜20Bに設定されています。居住形態によってこの基本設定が違う場合もあります。
ただ、1,000リットルといってもピンとこないと思います。目安としてはドラム缶を想像して下さい。
ドラム缶は約200リットルの水がはいりますので、それの5本分と思って下さい。
定額算出方法
水道メーターでの算出ではなく、定額で決められている場合もあります。
その場合は、600~1500バーツで設定されている場合が多いです。
また、タイの賃貸物件では家賃の中に水道代が含まれている物件もありますので、居住を検討中の場合は確認した方がいいでしょう。
料金の支払い方法
料金の支払いについては、色々な方法がありますが、利用しやすい支払い方法のみ紹介します。
コンビニ等
コンビニでの支払いの場合は、手数料として料金に15バーツ換算されます。
ただし、支払い期限内の請求書のみの取り扱いになります。
他に、Big Cなどでも支払いが可能ですが、それぞれ5~15バツの手数料が必要になってきます。
管理事務所
集合住宅での料金の支払い方法は、一般的に管理事務所が請求書を発行しますので、管理事務所で支払うことになります。
支払い期限を過ぎた場合
請求書に書かれた期限内に支払い出来なかった場合には、メトロポリタン水道公社本社或いは14の支店まで行き支払うことになります。
メトロポリタン水道公団(MWA)(公式サイト)
タイの水道水は硬水
因みに、タイの水道水は硬水ですので、塩素で水口付近が白くなることがあります。
また、水道の水は飲料水としては、あまり適さないので、お店で販売している水を購入する方がいいと思います。
医療費
全て実費になりますので、現金かクレジットカードでの現地一括払いになりますので、高額な支払いになります。
旅行保険に加入しておけば、キャッシュレスで治療を受けることができます。
食費
地元の人と同じものを食べている場合には、そんなにお金はかかりません。
観光客相手ではない地元のレストランや屋台で食べる場合は、200~400円で済ませることが可能です。
ただし、飽きがきます。
最初は美味しくいただくことができます。これは私だけかもしれませんが、2~3月で和食や洋食が食べたくなってきますので、それらのご飯を食べようとすると、どうしても割高になってしまいます。
また、大型スーパーなどで食材を購入して自炊した場合でも、どうしても割高になってします。
タイは、もともと外食文化の国ですから、路地や集合住宅地付近にある屋台で食べる方が食費を安く抑えることができます。
ネット、通信費
交通費
タイ国内での交通費は安いです。
btsで初乗り16バーツ(日本円で約55円)
mrtで初乗り16バーツ(日本円で約55円)
タクシーで初乗り35バーツ(日本円で約120円)
他にも、バイクタクシーや貨物自動車を乗り合いバスに改造したソンテウもありますが、いずれも10バーツ~利用することができます。
娯楽費
娯楽に関しては、十人十色ですので、難しいので比較的日本人が好む娯楽のみ紹介します。
- 映画鑑賞
- お洒落なカフェ巡り
- ウィンドウショッピング(市場、マーケット巡り)
- スパ
- ゴルフ
ぐらいだと思います。
映画
タイでの映画鑑賞は、日本よりも安価で楽しむことが出来ます。
日本の映画館でもありますが、シート(座席のグレート)によって値段も若干変わってきますが、普通のせきだと150~200バーツ(日本円で約520円~700円)で映画を楽しむことができます。
衣類購入費
ブランド品でなければ、比較的安いですが、欧米のブランド品となると、高い輸入関税が掛けられているので日本で買うのと同じか、反対に高くなることの方が多いです。日本製のものだと確実に日本で購入した方が安いです。
日本と変わらない物価
どうでしょうか?
タイでも、快適に生活していこうと思うと、ある程度の金が必要になってきますので、日本にいるのと変わらないお金が必要になってきます。
タイの方達と同じような生活をしていくなら、タイに継続的に滞在してお金を貯めていくことも可能ですが、そこまでしてタイに滞在していく必要があるのかどうか疑問です。
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