タイ バンコクBTSのラビットカード購入方法
ラビットカードは、日本的のSuica(スイカ)やicoca(イコカ)などの交通系のICカードと同じです。鉄道に関してはタイのスカイトレイン(BTS)のみの利用となります。タイの地下鉄(MRT)を利用するには、MRT専用のカードを購入する必要があります。
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ラビットカードの特徴
- 乗車の際に、自動販売機で乗車券を並んで購入する必要がなく、カードを自動改札機にかざすだけで乗車が出来ます。
- 提携しているお店で電子マネーとして利用できて、お店などで利用できるクーポンを集めることができます。
- ポイントを集めてそれらを利用することができます。
ラビットカードの種類
ラビットカードには、基本3種類のカードがあります。
色々あるラビットカードのバージョン
ラビットカードには、企業とコラボしたものやイベント時に発行されるラビットカードなどが色々とあります。
広告用のラビットカード
企業が商品などの宣伝のために、特定の期間内に発行される通常のラビットカードに特殊な印刷グラフィックを施しているラビットカードです。
スペシャル・ラビットカード(SPECIAL RABBIT)
スペシャル・ラビットカード(SPECIAL RABBIT)は、タイでの記念イベント時に発行されるカードです。
ビジネスカード(CORPORATE RABBIT)企業とのコラボカード
企業が独自のデザインでラビットカードを作成したい場合のカードです。
共同ラビットカード(CO-BRANDED RABBIT)クレジットカードとデビットカードの機能を有するカード
ラビットカードの購入方法
同じラビットカードでも、2種類の使い方を選択して購入することができます。
- チャージ方式
- 回数券方式(30-days trips)
の2種類があります。
チャージ式のラビットカードを購入する。
購入はとても簡単です。
駅のチケット窓口で購入できます。
購入の際に、「ラビットカード プリーズ」と言ってもらえば大丈夫です。
チャージ式は発行手数料が100バーツ、チャージ分が100バーツとなっており、初回にみ200バーツが必要になっています。
今回は500バーツをチャージしてもらいます。
1,000バーツ支払って、発券手数料100バーツ引かれましたので、お釣りは400バーツです。
ラビットカードが購入できました。
以前はデポジット分の代金が必要でしたが、現在は不要です。
ラビットカード購入時の注意事項
今までは、ラビットカードを作るのに何も必要はありませんでした(お金は必要です)が、2019年2月15日から、公的な身分証明書(IDカード)や外国人などはパスポートが必要になりました。
現在、無登録のラビットカードはそのまま利用できますが、お金をチャージする際や回数券を新たに購入する時には、パスポートの提示が必要になります。
この理由は、ラビットカードは電子マネーとして利用できることから、マネーロンダリング防止法の観点から登録が必要になりました。
身分を証明してのラビットカードを発行しますので、残額があるラビットカードを紛失した時などは、パスポート等の公的身分証明書をBTS窓口で提示することによって、残額分があるラビットカードを再発行することも可能になりました。
ただ、タイでのマネーロンダリング防止法は、1999年に制定された法律ですので、約20年前に制定されている法律をラビットカードに、なぜ適用するのか疑問視する声もあります。
その理由は、ラビットカードへのチャージは、最大で4,000バーツ(日本円で約13,000円)ですので、マネーロンダリング防止に適用させるようなものなのか疑問を持っている人も少なからずいるようです。
ラビットカードにお金をチャージする
チャージは、提携店やBTSのチケット窓口で、最低100バーツから最高額4,000バツまでののチャージが可能です。
「チャージ プリーズ」と言って、お金を出せばOKです。
ラビットカードの払い戻し方法
ラビットカードの払い戻し方も簡単です。
BTSの駅のチケット窓口で「リファン(refund)」と言ってもらうと、パスポートの提示を求められますので、駅員さんにパスポートを渡すと名前とパスポートナンバーを控えられて、チャージ分の残金を払い戻してくれます。
ラビットカードの有効期限
ラビットカード本体自体の有効期限は5年です。新しくラビットカードにした場合に、その旨を伝えるとチャージ分などはそのまま移行できますが、2年間連続して未使用の場合は、チャージ分はなくなってしまいます。
ラビットカード回数券方式(30-days trips)
回数券(30-days trips)の購入の場合には、割引が適用されます。遠くへの乗車回数が多い場合には、回数券方(30-days trips)がお得ですが、回数券方式のラビットカードの利用期間は30日間となっています。
こちらも発行手数料は、100バーツです。
回数券方式を希望の時で、仮に15回分を希望される場合には「30 デイズ パス 15トリップス(trips)」と言ってもらえれば大丈夫です。
乗車数 | 購入金額 | 1乗車の料金 |
15回 | 465バーツ | 31バーツ |
25回 | 725バーツ | 29バーツ |
40回 | 1,080バーツ | 27バーツ |
50回 | 1,300バーツ | 26バーツ |
BTSの路線内はどこまで行っても基本的に「1回」の乗降としてカウントされます。
遠くの駅まで毎日行かれる場合には、回数券方式の方がお得になります。
ただし有効期限が30日です。
ラビットカード回数券方式(30-days trips)の有効期限
購入した回数券分(30-days trips)の有効期限は購入した日から30日間です。カード自体の有効期限は45日ですので新たに回数券分を購入することが出来ますが、それまでに未使用の場合はカード自体が無効になりますので、再発行が必要になります。
注意点
改札を通ってから120分以内に出場しないと追加金を徴収されます。
スクンビット線のバーンチャーク(Bang Chak)駅空からサムロン(Samrong)駅までは、運賃が別立てとなっており、この区間は乗車距離に関係なく15バーツが必要になり、この区間以外から乗車の際には当駅までの運賃に加え15バーツが必要になります。運営会社が違うからとのことです。
シーロム線のポーニミット(Pho Nimit)駅からケーハ(Kheha)駅も同じ料金体系になっています。
ラビットカードは回数券分とチャージ分を両立して購入が可能ですので、回数券とチャージ式を1枚のラビーットカードに登録した場合、通常でれば回数券分から使われていきます。
ラビットカードの詳しい使い方は下のブログをご覧下さい。
良く分かりました。ありがとう。