タイ人は数字好き?
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タイ人は数字好き?
日本人も、車のナンバープレートを好きな番号にしたり、ラッキーアイテムを鞄につけたりしていますが、タイ人も同じです。
タイ人の場合には、数字に関しては、とてもシビアな感じです。
自分の運気を上げる意味合いで、身近にある数字を、日本人よりも重要に考える傾向にあります。
タイ人の好きな数字と嫌いな数字
日本人は、数字の「4」と「9」を嫌う傾向にあるように思います。
数を日本語的に解釈すると、4(し)=死、9(くう)=苦しみのくう
を連想させるからだと思います。
タイの場合には、「9」がもっとも好かれる数字で、嫌われる数は、「6」になります。
なぜでしょうか?
これも、日本人といっしょで、タイ語的に読んで、関連させる語呂で好き嫌いがあるようです。
前進、進歩を連想させる「9」
日本では、「9」は苦しみを連想させる数字として、あまり好かれないすうじですが、タイでは違ってきます。
タイでは、「9」の読み方は、カウ(๙)ですが、同じ読み方で、カウ(ก้าว)というのがあります。
カウ(ก้าว)の意味は、「前に進む」や「前進する」という意味になることからタイ人には人気の数字になっています。
倒れる、こけるを連想させる「6」
日本では、好きも嫌いもあまりない数字「6」ですが、タイでは違ってきます。
タイで「6」の読み方は、ホック(หก))となり、これは転ぶという意味の「ホックロム(หกล้ม)」を連想させるからだそうです。
数字の「13」も?
もうひとつ、タイ人が嫌う(?)数字があるそうです。
それが、「13」だそうです。
知り合いのタイ人から聞いた話ですので、真偽にほどはわかりませんが・・・
「13」・・・仏教徒のタイ人がなぜ?
キリスト教徒ならまだしも、なぜ仏教徒のタイ人が「13」を嫌う理由があるのか?
理由を聞いて、驚いてしまいました。
タイ語で、幽霊のことをとผี書きますが、これを左(時計と反対周り)にまわすと・・・ となります。
そうです。
数字の「13」に見え・・・見えます?
という理由からだそうです。
意識して見ていませんでしたので、わかりませんが、タイのマンションやホテルのエレベーターのボタン表示などには「6階」を示す表示はあるけど「13階」はないことがあるそうです。
「13階」と表示せずに、いきない「14」とかになっている場合があるそうです。
ただし、「13」に関しては、人によるそうです。
タイでは、縁起のいい数字は売買されている。
少しでも身近に縁起のいい数字を置いておきたいと思っていますので、その数字の売買があります。
車のナンバープレート番号に2810万バーツ
車のナンバープレート番号の競売で1億円近い高値が付いたナンバープレート番号があったそうです。
2810万バーツで、日本円に直すと、約9500万円とのことで、この競売は、タイの運輸省陸運局が、2020年10月10日に実施した自動車のナンバープレートの競売で、出たそうです。
ナンバープレート番号は「8KK8888バンコク」です。
ソース:タイ陸運局
落札したのは、女性医師でクリニックを経営する方で、121回にわたる競り合いを制しての獲得とのことです。
携帯電話の電話番号に802万バーツ
2017年3月に、タイ放送通信委員会(NBTC)が携帯電話番号の競売を実施し、最高値がついたのは「091-999-9999」で、落札額は802万バーツで、日本円で約2600万円の値が付いたそうです。
タイ人は縁起事や昔からの伝統を大切にしています。
物事を何かと結び付けて、幸運を自分に引き入れ、悪いことは、反対に遠ざけようとする行為は、世界中どこでも同じように思いますが、タイでは特にその傾向が強いと思います。
このことは、タイ人を理解する時には、とても重要な事柄になり、個人的にタイ人との友情や愛情を育てたい場合には、気を付けてそのような文化を尊重するように接していくことが大切だと思います。
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