タイ人の気質
タイ人の方達は、とても穏やかで温厚です。困っていいる人がいれば助けてくれるのがタイ人気質です。
また、平和的に物事を進めていきたいと思っている人達なので、日本人以上にあまり白黒つけないところもあります。
でも、凄く自分勝手な人達でもあります。
はっきり言って、タイ人と一緒に働いていると・・・???💢となることも多いですが、心底憎めない人達でもあります。
Contents
マイ・ペンライの精神
タイ人の考えの根底にあるのは「マイ・ペンライ」です。この言葉が全てを表していると言っても過言ではありません。
皆さんもどこかで聞いたことがあるかもしれません。
「マイ・ペンライ」は下のような意味合いがあります。
- 問題ないよ
- OK
- どうにかなるよ
- 気にしないで
- 大丈夫
他に、
- Sabay サバーイ(気持ちよく)
- Sanuk サヌック(楽しく)
などもあります。
基本的に、タイ人が考えていることは
何も煩わされなく、快適に楽しく過ごしたい
が前提になっていますので、自分が楽しければOK的なところがあります。
仕事もマイ・ペンライ
タイ人の親は子供をあまり叱りません。子供のイタズラで他人に迷惑がかかっても「マイ・ペンライ」です。
そのために、子供はのびのびと育ちますが、叱られることがほとんどなく育ってしまいますので、大人になって日系の企業などで働き始めて、そこで日本人の上司などから、注意や叱責を受けると、とても傷つきます。
さらに、人前で怒られるとプライドが高いタイ人は、大変屈辱的なことをされたと思い反感を持たれることが多いですし、他のタイ人からの信用もなくす結果になってしまいます。
- Sabay サバーイ(気持ちよく)
- Sanuk サヌック(楽しく)
が大切です。仕事はあくまでも、人生の一部であるという考え方がありますので、楽しくないと直ぐに辞めてしまいます。
優しさの違い
タイ人は人に迷惑を掛けることに、無頓着です。
日本人なら、人に迷惑を掛けないことを一番と考えますが、タイ人は、人間が生きていく上で、迷惑を掛け合うことが前提と考えていますので、タイ人は他人に迷惑を掛けることに無頓着です。
でも、他人に何か不都合があれば率先して手を差し伸べてくれます。
これも、国民の約95%が敬虔な仏教徒であるためだと思います。
時間の流れ方が緩やか?
よく、タイ人の方は時間を守らないと聞きますが、その通りです。
友人関係、知り合いなどの時には、時間が確実に緩やかに流れていくような気がしますので、きっちりと時間を決めないことが多いです。
国民性の違いなのでしかたがないことですが、本当に付き合っていこうと思う場合には、時間を守ることが私自身(日本人)とって大切であるかを少しずつ伝えていくしかありません。
でも、あまり期待しない方がいいでしょう。
タイ人との喧嘩は避けた方がいい。
タイでは、90%以上が仏教徒であることから、タイ人気質として温厚で争いを好まない人達ですので、平和的に物事を解決しようします。
基本的に、タイ人は温厚でもめ事を嫌いますので、大声で叫んだり怒ったりすることは殆どありません。
これは、人前で怒ることを美徳としない文化があるからです。
でも一度怒りに火がつくと、限度がなくなります。日本のような喧嘩に対する美学はまったくありませんので、勝まで止めることはありません。
また、日本人の喧嘩とは次元が違います。
言い争いになった際には、出来るだけ落ち着いて話し合いする方がいいでしょう。大声での言い争いは、暴力にまで発展する可能がありますので、気をつけましょう。
また、富裕層の方の場合には、お金がある分、法的にも徹底的にやられてしまうこともありますので、注意が必要です。
タイは銃社会でもある。
タイも銃社会です。
以外に思われる方もいるでしょうが、タイでは銃の許可証があれば一般市民も合法的に銃を持つことができます。
ただし、一般市民に対して発行される許可書はあくまでも購入のための許可で、購入後は自宅で保管することが前提になっています。
銃を携帯するには、更に携帯許可証が必要になりますので、基本的には警察官、警備員やボディーガードなどの職業に就いてる者だけにしか発行されないことになっています。
とは言え、射撃訓練にいく場合には携帯する必要が出てきますので、その際には弾を装填していない状態での移動が定められていますので、これに違反すると逮捕されます。
現在、タイ政府が確認しているだけで銃の登録数が600万丁あるそうです。
そのために、銃による犯罪や殺人が増えているそうです。
銃の購入額も安く、正式に銃砲店で購入しても1万バーツから購入できるそうです。
隣国のコンボジアから違法に持ち込んだ銃の場合だと、3,000バーツ前後で購入できるらしいです。
タイ人の金銭感覚
金銭感覚は、同じ人種であっても各個人の資質ですので断言はできませんが、一般的なタイ人が持っている金銭感覚は日本人とはかなり違っています。
借金は悪いこと
これは、ほとんどの日本人が思っていることではないでしょうか?タイ人は、少し違います。
都合のいい宗教観からお金を借りることも、日本人が思っているような罪悪感的な感覚はありません。
例えば、借主が借金が返さないのは、前世において、貸主に借りがあるかもしれないので返さない。または来世で反対のことが起こる可能性もあるので返す必要はない。
または、お金に困っている者に、金銭的に余裕のある者が貸すのは、タンブーン(寄付、施し)することなので返さなくてもいい。
タイでは、裕福層が施しをするのが当たり前の文化です。そして、施された側ではなくて、施しをしたほうが、施しができる身に感謝するのです。
日本人がタイ人にお金を貸す際には、あげるつもりで(施しをするつもりで)の方がいいでしょう。
タイ人には計画性がない。
タイ人には計画性があまり見受けられません。
全てのタイ人に当てはまる訳ではありませんが、多いように思います。
これには、諸説がありますが、果物などの食料が豊富な熱帯の国に住んでいることから、狩りや農耕にあくせく働くこともなく、食べ物に困りません。
さらには年中温暖な気候から冬支度をすることもいらなかったことから、あまり計画的に生活していくのが苦手のように思われます。
ただ、同じタイでもチェンマイのような山岳地域は、日本と同じような冬があることから、チェンマイ出身者には計画的に物事を見ている気がします。
タイ人は体面を重んじる。
別の言い方をすると、とても見栄っ張りで、プライドが高いです。
先にも書きましたが、体面を重んじるために、人前でバカにされたり怒られたすることをひどく嫌いますので、職場内で同僚の前で、叱責されると直ぐに辞めてしまいます。
また、その傾向は男性につよく見れます。
タイでのスタータスのひとつとして車があります。
自分をよく見せるために、分不相応な車などをローンで購入したりします。もちろん、毎月の支払いが大変ですので持っていかれることがい多いです。
タイでの車の販売価格は、日本で購入するよりも1.5倍~3倍の値段になってしまいますので、日本での大衆車でもタイでは高級車なみの値段になってしまいます。
また、ブランド品を好んで購入して、自分をお金持ちと思わせたり、そういう贅沢ができる人であることをアピールします。
日本人の場合には、自分の収入に見合った物を購入しますが、タイ人の場合には少し違っています。
自分を大きく見せるために、銀行からのローンで購入してしまいます。
お金に関するタイ人の気質から、銀行で借りるお金は、自分のお金のように思ってしまうようです。
謝らないタイ人
そんなプライドが高いタイ人ですので、仕事で自分がミスをしても謝ることをせずに、言い訳でその場を凌ごうとします。
そのために、ミスした仕事をミスしたと受け入れないので、面倒な手直し作業を嫌って、後回しにする傾向があります。
タイは階級社会でる。
タイは、日本人が考えるよりも階級社会です。
そして、驚くぐらいのお金持ちが沢山います。
タイ人の女性は、黒い肌の男性を嫌います。
その理由は、外で働く低所得層の肉体労働者だと判断するためです。
そのために、自分を大きく見せるために高級外車や高価なブランド品を好む傾向が、日本人よりもりも強いです。
タイで成功されているタイ人は、人脈を生かして、成功した人たちが支流です。
日本のように何もないところから、のし上がってきた人はとても少数で、必ずと言っていいほど、その人の属している環境での人の繋がりによって、ビジネスチャンスを手にいれて大きくなってきていますので、階級社会のタイでは高い階級の人とつながりがない人が成功することはかなり難しいです。
タイ人は歩くのが大嫌い。
暑い国という理由もありますが、どんに近い場所でもバイクタクシーに乗って移動すします。
パタヤなど外国観光客が多い場所では、昼間の暑い時間帯に歩いているのは外国人だけという光景をよく見かけます。
この記事へのコメントはありません。